殺害されたのは現地紙エラルド・デ・チアパス(El Heraldo de Chiapas)のマリオ・ゴメス(Mario Gomez)記者(35)。同紙によると、チアパス州ヤハロン(Yajalon)で活動していたゴメス氏が仕事に向かうため家を出たところ、正体不明の男2人が同氏の腹部に連続して銃弾を浴びせ「冷酷に殺害した」という。ゴメス氏は病院に搬送されたが死亡した。
同州の検察当局は「この非難されるべき犯罪を解明し、犯人に裁きを受けさせるためにあらゆる捜査を行う」と述べた。メキシコではジャーナリストに対する暴力が絶えず、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団(Reporters Without Borders)」は同国をシリアに次いで2番目に危険な国と位置付けている。(c)AFP/Gabriela Coutino